第1回 登録販売者試験概要
①登録販売者とは
第2類、第3類医薬品を販売するための資格です。
②試験について
試験は年に1回実施されています。1日で終了いたします。午前と午後に分かれていますが、5つのカテゴリについて試験実施都道府県により異なっています。ただ、午前に解くか午後に解くかの違いですので気にすることはありません。
③実施時期について
原則として当道府県単位で実施しています。実施時期が若干異なりますので、受験地を気にしない人は年に2~3回受験することも可能ですが、受験料は決して安くはありませんし、旅費もかかりますので1回で合格できるように勉強して望むのがベストと言えそうです。関東や関西では夏ころに実施され、1番遅い時期に実施されるのは九州・沖縄となります。
④試験の内容
先ほど②試験についてで話しましたが、5つのカテゴリがあります。
第1章 医薬品に共通する特性と基本的な知識
第2章 人体と動きと医薬品
第3章 主な医薬品とその作用
第4章 薬事に関する法規と制度
第5章 医薬品の適正作用と安全対策
第3章以外は各20問、第3章は40問の合計120問です。
試験はマークシートです。選択肢が3つや4つしかなくてもマークは5個まで出来るように
なっているので注意が必要です。
⑤合格基準
都道府県や実施された年度により若干の違いはありますが、概ね以下のとおりです。
全体で7割以上。(120問中84問以上)
ここまでなら難易度は高くないと思いますが、この試験は足切り制度があります。
これも都道府県により差がありますが、各章で3割5分または4割以上となっています。
ですから、どの分野もある程度の知識が必要となります。
難解なのは、医薬品の成分などを覚えなければならないので、ここが苦手意識の高い人が
多いようですが、実際に登録販売者として働くには必要な知識です。
最低でも5割以上は正解できるように勉強していきましょう。
⑥まとめ
今回は試験の概要についてお話しました。次回から具体的な勉強方法を紹介していきます。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
コメント