第2回 試験勉強方法
①独学か通信教育かスクールか
受験生の年齢や医薬品に関する職歴の有無などによって異なりますが、私がお勧めするのは
ずばり”独学”です。もちろん、自身がない方はスクールや通信教育を使うのも良いでしょう。
その理由は、過去問が無料で入手できるからです。各都道府県のホームページから直近5年から
10年分は印刷できますので、試験勉強を始める前にまずは見てみましょう。
②学習時間
これも①で述べたとおり、学生なのかドラッグストアに努めているのかなどで変わってきます。
私の場合は、医薬品の販売に関する職についたことはありませんが、薬局で扱う医薬品について
少しだけ関わったことが昔にありました。そうはいっても今回出る試験は、殆どは初めての内容
でしたのでゼロからのスタートと言っても良いと思います。
私は別の試験を受けた後からスタートさせましたので、試験日までは6週間の期間しかありま
せんでした。中には1週間の勉強でうかる人もいるようですが、出来たら3か月から6か月は
勉強期間を確保したいものです。
③勉強方法
①過去問の印刷
6週間の期間が短いか長いかはさておき、私がこの期間で合格までたどり着いた方法を紹介
していきます。
まずは、過去問をダウンロードできるだけダウンロードしました。出来ましたら自分が受験
する当道府県のホームページからダウンロードしましょう。地方で出題傾向や方法が異なります。
試験日が同じ近隣の地区では同じ問題が出題されますので、入手出来ない場合は隣の県でも差し
つかえないでしょう。関西連合は、奈良県を除き、徳島県が入っていたりしますので注意が必要
です。
②ゴールを知る
最初に過去問を見て、自分が勉強する最終目的地を確認します。出来たらこの時点で1度解いて
みるといいでしょう。恐らく2割くらいしか出来ないのではないかと思います。
そうすると後5割分出来るようになれば合格出来ますので、これを目標に進めていきます。
③過去問の出題部分をメモしていく
テキストに、過去の出題分野と出題年度のマトリックス表があればいいのですが、なければ自分
で過去問を解きながら作っていきます。そうすると書き写す作業が増えるので時間がかかります
が、2週目をする時はその作業がなくなるので、問題を解くスピード感覚が早く感じられ自信が
ついてきます。また、自分で書き出すことで出題傾向がつかめてきたり、この問題2度目、3度目
など思うこともあります。ただ、令和4年度は問題の傾向を少し変化させてきましたので、今後
もそういう傾向は続くと思いますが、基本を理解していればアプローチの方法が違うだけで正しい
解答へ導くことが出来ますので慌てずに挑みましょう。
④過去問で分からなかった問題のみ調べる
自信をもって正解した問題についてはパスし、分からなかった問題や悩んだ問題などは、どうして
その解答が正しいのか調べていきます。そうやって1問1問を解けるように仕上げていきます。
繰り返すことでどんどんと知識が増えていきます。
実はこれだけしか勉強はしていません。
今回は以上になります。
次回は、それぞれの章の学習ポイントについて解説いたします。
今回も読んでいただきましてありがとうございました。
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