1、乙種危険物取扱者を複数取得する方へ
乙種試験の受験で圧倒的に多いのは引火性液体の第4類です。取り扱えるのは、ガソリンや
灯油、重油やアルコールなど。取り扱う範囲が広いため人気の資格になっています。
ガソリンスタンドで働くには必須の資格と言えます。
ところが、第4類は種類が多いため覚えるのは大変。合格率も30%台となっています。
2、乙種試験には試験免除がある。
乙種試験で複数の類を取得する予定の受験生にアドバイスです。
もし、甲種受験資格を得たいために複数取得をするのであれば、第4類を最初に受験せず
他の類から受験するのがお勧めです。
その理由として、乙種の試験は1つ取得すると、試験免除で受験できます。免除になるのは
法令と物化です。性消のみで受験できるのです。そうすると試験問題は全部で10問に
なります。
そこで、最初に受験するのなら、危険物の数の少ない類を受験するのが賢明です。
そこでお勧めするのは、第6類です。全部で6種類しかありません。
その代わり細かいところまで聞かれるので試験対策は必要です。一方1番多いのは第1類
です。
第3類と第5類は必須ですが、第2類か第4類なら第2類が第6類の次に少ない。
第1類と第6類は第6類を選択しているので、第4類と第1類をパスするのが近道です。
ただ、甲種を受ける時は、すべての類の危険物が出題対象になるので、その時は覚える
必要がありますが、乙種のコンプリートを目指すにも、法令+物化+性消で受ける時は、
やはり少しでも少ない方がいいですね。
今回は、受験の順番というところでの提案でした。
ここまで読んでいただきまして有難うございました。
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